子供の急な発熱!突発性発疹とは?

病気

こんにちは!yuzuharuです。

今日は生まれてから初めてかかるといわれている病気「突発性発疹」についてです。

我が家の二人の子供たちも1歳半頃にかかりました。高熱が数日間続くため心配になりますが、本人は食欲もあるし、いつも通り遊んでるし、高熱以外にこれといった症状はなく意外にもケロッとしていたりします。笑

しかし、別名「不機嫌病」とも言われる突発性発疹。熱が下がりホッとしたのも束の間…発疹が出ると同時にまぁ機嫌が悪い悪い。ちょっとそばを離れようものなら火が付いたように泣き叫び常に抱っこをせがまれ、今まで夜泣きとは無縁だった子供たちも1時間おきに夜泣き。なんなら高熱があったときの方が全然機嫌もいいし元気。

不機嫌になる理由は発疹が痛かったり痒かったりするからとか高熱で体力を消耗しているからとかいろいろ言われていますがはっきりした原因はわかっていないそうです。

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突発性発疹とは?

突発性発疹とはヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)とヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)というウイルス感染が原因の病気です。つまり2つのウイルスに感染する可能性があり、突発性発疹は2度かかる可能性があります。

感染経路は主に飛沫感染、気道感染といわれていますがはっきりとはわかっていないようです。

感染から発症までの潜伏期間は10日程度で感染しても症状が出ないケースが20~40%あると言われています。

発症すると38℃以上の高熱が3~4日続き解熱後、全身に発疹が出ます。この発疹が確認されて初めて突発性発疹と診断ができます。

生後6か月前後の赤ちゃんはお母さんのおなかにいるときにお母さんからもらった免疫力が減少して最も抵抗力が低い時期です。

この頃から風邪を引きやすくなったり初めての発熱を経験する時期でもあります。

この時期に最も多くみられるのが突発性発疹で2歳までにほとんどの人がかかると言われているほど発症頻度の高い感染症の一つです。

症状は?

突発性発疹の症状は主に次のものがあげられます。

  • 38℃以上の高熱
  • 解熱後に全身に出る発疹
  • 稀に下痢やリンパ節の腫れ

38℃以上の高熱

突発性発疹の特徴の一つとして挙げられるのが、病名の通り突然38℃以上の高熱が出てさらに3日前後続くということです。朝は元気だったのにお昼ごはんを食べた後に熱を測ると38℃を超えていたなんてことも。

高熱だからといってすぐに解熱剤を使うことは控えましょう。発熱するということは体の中で菌やウイルスと戦っているということ。無理に下げてしまうと回復を遅らせることになってしまいます。また、解熱剤の効果が切れて再び体温が上がるとき熱性けいれんを誘発する可能性もあるので水分や食事がとれない、寝れないなど回復に支障をきたすようなことがない限り使用は控えましょう。

ゆずはる
ゆずはる

我が家の息子はYouTubeを見ながら元気に踊っていた数時間後に40℃の発熱でした。笑 ほんとにびっくりするぐらい突然発熱します。

昼間はそんな感じで高熱でも元気でしたが夜は熱がしんどくて眠れなかったので就寝前のみ座薬を使っていました。

解熱後に全身に出る発疹

突発性発疹の1番の特徴である発疹。解熱後に顔や腕、脚を中心に全身に2~10mmほどの小さな発疹が突然現れます。

この発疹はかゆみや痛みを伴うものではなく3日程度で自然と消失していき水ぼうそうのように跡が残ることもなくきれいになります。

ゆずはる
ゆずはる

発疹が出ない子や出てもわからないぐらい薄い子もいるそうで個人差があるみたい。

息子の場合、夕方解熱→翌日昼過ぎ発疹確認でした。

稀に下痢やリンパの腫れなどの症状が出る子もいるようですが、発熱と解熱後に現れる発疹が主な症状です。また、せきや鼻水といった風邪のような症状はなく、高熱であるものの機嫌が悪い、食欲がない、ぐったりしているなどの様子もあまり見られず高熱だけが続くといった点も突発性発疹の特徴といえます。

検査や治療方法

年齢、高熱と解熱後の発疹といった典型的な症状から特別な検査などはすることなく経過と症状で診断されます。

ただし、高熱で水分が取れていないなど脱水が疑われる場合やけいれんを起こしたり何らかの合併症を疑われる場合はそれぞれの症状に合わせて血液検査や画像診断などを行う場合があります。

突発性発疹は自然によくなることがほとんどです。発症したとしても特別な治療が必要になることはなく高熱で眠れないなどの症状があれば解熱剤が処方される程度です。

突発性発疹の注意点

乳幼児の身体の水分量は70%前後と言われています。

体重あたりの必要水分が多く、また私たち大人と比べて発汗以外に呼気や皮膚から奪われる水分量も多く脱水状態になりやすいです。

突発性発疹では高熱が続くため脱水になりやすいのでこまめに水分補給することを心がけましょう。

水分補給にはアクアライトやイオン飲料、経口補水液などがおすすめです。でも水分を取ることが重要なので水やジュースなど飲めるものを。ただし、炭酸飲料やお茶などカフェインを含むものは利尿作用があるため脱水状態を悪化させる可能性もあるため控えよう!

脱水の目安
  • おしっこがでない、またはいつもより量・回数が少ない
  • 泣いても涙が出ない
  • 呼吸が荒い
  • 肌や唇がカサカサになる
  • 顔色が悪い

その他に熱性けいれんを起こすことがあります。熱性けいれんは熱の上がりはじめに起こることが多いので熱の出始めや解熱剤使用時の効果が切れた後などは注意しましょう。

また嘔吐や機嫌が悪くずっとぐずっているなどほかの症状が出ている場合は何か別の病気が隠れている可能性もあるので体調の変化を注意深く観察しましょう。

ゆずはる
ゆずはる

これらの症状がみられる場合はかかりつけ医を受診しましょう。

まとめ

突発性発疹は乳幼児が一番初めにかかると言われている病気でほとんどの子が2歳までにかかると言われている病気で突然38℃以上の高熱が3日ほど続き咳や鼻水などの風邪症状がなく比較的元気なのが特徴。

自然治癒することがほとんどなので特別な治療などはなく水分補給をこまめに行い脱水を防ぐ。解熱後に全身に赤い発疹が見られこの発疹は3日程度で自然に消失する。

別名「不機嫌病」とも言われる通り解熱後の発疹が確認できたころから不機嫌になる子も多い。原因はわかっていないがほとんどの場合発疹が消えるころには機嫌もなおってくるので気長に付き合ってあげましょう。

ゆずはる
ゆずはる

突発性発疹だろうと勝手に自己判断せずきちんと病院を受診しましょう。

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